LABO HAIR

(長野)

 

いまだにオリオセタのオイルを超える商品はないと思います。
ボリュームダウンせず、 軟毛の人でも使えるオイルが画期的。

 


杉山晃一

長野市出身。国際文化理容美容専門学校(通信科)卒業。東京・表参道、三軒茶屋のトップサロンで美容師経験を積み、故郷の長野に戻り、2011年「LABO HAIR」をオープン。
現在は、サロンワークを中心にしながら、講習や雑誌の撮影などで活躍中。

Salon Data/・店名:LABO HAIR ・所在地:長野県長野市 ・スタッフ数:4名 ・坪数:約30坪 ・セット面:7面 ・シャンプー台:3台 ・半個室:1
オリオセタの一番人気はオイル。
一人でサイズ違いを 購入される方もいるほど

JR長野駅から善光寺に向かう中央通りに面する美容室「LABO HAIR」。この通り沿いには、何軒もの美容室が軒を連ねている。同サロン・代表の杉山晃一さんは、「この通りが、東京の表参道みたいな感じになったら面白いかなと思っています」と語る。彼は長野市出身だが、東京・表参道で美容師経験を積み、長野に戻り同サロンを2011年にオープンした。
「長野は大学や専門学校が少ないので、高校を卒業すると、東京を中心に県外に出る人が多い。でも、県民性なのか、結婚や就職を機に戻って来られる方がすごく多いんですね。だから、うちでは、一度都会のサロンを経験した方々が、東京と長野の美容のクオリティの差にがっかりしないようにということで、空間づくりから、スタッフの技術、商品に至るまで、同じものを提供できるようにしていこう、というコンセプトでサロンづくりをしています」
待合いには大きなソファがあり、外の景色を楽しむことができる。全体的に重厚感のあるモダンでスタイリッシュな店内。東京というよりもニューヨークを意識した内装だ。
「より良いものをお客様に提供するために、オープン当初から、サロンで使う材料や店販商品は、価格を気にしないので、いいものを教えてくださいと、ディーラーさんにお話していたら、4、5年前に紹介してもらったのが、オリオセタなんです。実際に使ってみて、仕上がり感や使い勝手が良かったので、そこから少しずつ導入するアイテムが増えていきました。アルコールやパラベンがフリーというのも使いやすいですね」

従来のシリーズに加え、ライフアンドピュアのオイルも並ぶ。

オリオセタで導入しているラインナップは、オイルトリートメント(4種類)とムースやスプレーのスタイリング剤。
「それまで、オイルというとベタベタするとか、ボリュームが落ちてしまう、ということをすごい懸念されていたんですが、オリオセタのオイルはサラッと使うことができて、しかも髪がしっとりするタイプと、ボリュームがダウンしないタイプの2種類があったので、軟毛のお客様やカラーやパーマの繰り返しでボリュームが出づらくなっているお客様にもおススメすることができて、それが一番いいなと思った点です」
同サロンではオイルが大人気。一人のお客様が、家と外で使い分けるために、サイズ違いのものを2本購入され、会社などでヘアを直す際に活用されているお客様も多いという。
「僕は15年ぐらい美容師をやっていますが、オリオセタのオイルは、リピート率が一番高いです。お客様が、使い続けていると髪が良くなっていくと、とても実感されているんですよね。たまに使わない日があったりすると、使っている日との差も感じられているようで。だから、オイルがなくなると、必ず買って帰られます」
サロンでの仕上げの際、ツヤ感と手触りの良さを求めている方には、必ず乾かす前に、オリオセタのオイルを使用している。そこで驚くことに、男性の反応もいいというのだ。

 

美意識の高い男性たちは、 美容グッズを 彼女にプレゼントする

「最近、男性客も多いです。以前は女性8割に対して男性2ぐらいでしたが、今は女性7に対して男性3ぐらいの割合。男性の美意識も高いですよね。うちは、この辺りではカット料金が高いほうです。この周辺の美容室の平均カット料金は3000~4000円ぐらい。うちは、ランクごとにカット料金が違うんですが、5000~6000円いただいています。でも、20歳ぐらいの男の子もカットに来ますからね」
同サロンに通う美意識の高い男性客たちは、バレンタインやクリスマス、彼女の誕生日には、ヘアケアやドライヤーなどをプレゼントするらしい。杉山さんは長年担当しているお客様から、そういった相談を受けることも多いという。
「最近、若い人たちの間で、彼女へのプレゼントは、実用的なものが喜ばれるらしいんです。だから、オイルとシャンプーのセットをプレゼントしたい、という男性のお客様も多いです。そういう話になったら、『こういうオイルがあるよ。喜んでもらえると思いますよ』とオリオセタのオイルをお薦めしています」
30代になると、奥さんへのプレゼントなのか、ドライヤーやアイロンを購入される方も多いとか。もちろん男性だけでなく、女性たちも友人や母親、あるいはお嬢さんへのプレゼントにと、オリオセタの商品を購入される方も多いという。
同サロンのメインの客層は、20代後半から30代後半ぐらい。美容室にどのようなことを求めて、お客様たちは来店しているのだろうか。
「昔は雑誌の切り抜きを持ってきて、『このヘアスタイルにしてほしい』という方が多かったですが、今は、自分に似合うヘアスタイルを求めているお客様が多くなったような気がします。トレンドをまったく無視ということではなく、ざっくりとしたトレンドの方向性を踏まえた上で。それから、長野では、最先端のヘアスタイルを提案すると、あまり喜ばれないですね。だから、東京で流行っているヘアスタイルを少し柔らかくして、提案させていただいています。それが一番喜んでいただけているような気がします。マンネリは嫌うんですが、新しい提案をしつつも、半歩先いく形で提案するようにしています」

 

プロとしての誇りを持ち、 技術は安売りしたくない

話を聞いていて、とても技術に対してのこだわりとポリシーを持っていると感じる杉山さんだが、どのような思いでサロンを経営しているのだろうか。
「技術を安売りしたくないですよね。激安のカラー専門店とかも出てきていますが、やっぱり自分の技術に見合う料金をいただいていきたいですよね。だから、うちではランク制にして料金も変えています。今、まつエクやネイルを導入されているサロンもありますが、生産性を考えたら必要だとも思います。だけど、すべての技術をプロフェッショナルにと思ったら、一人の人間が習得できる技術には限界があると思う。それだったら、僕は、カットやカラー、パーマの技術を高めていくほうがいいと思っています」
同サロンでは、入店から1年半ぐらいで、スタイリストの半額の料金で、お客様をカットできるジュニアスタイリストも存在する。実践で経験を積んでいくためだ。それ以外の技術もテストで受かった時点で、次々にお客様に入っていくことができるようにしている。
「美容師の仕事は、とても素晴らしいと思うんですよね。料金をいただいたのに、お客様から『ありがとう』って言っていただける。こういう仕事はほかにあまりないと思います。だから、辞めずに続けてもらえるように、少しでも早く一人前になってほしいということで、カリキュラムを組んでいます。そして、美容師の価値を高めていくために、経営者としても努力していかないといけないと思っています」
東京の情報も意識しながら、長野ならではの美容室・美容師のあり方を模索しつつも、美容業界全体を見渡すような俯瞰的な視点も持ち合わせた杉山さん。今後の展開が楽しみなサロンの一つだ。